歯が無くなった部分の骨に、チタン製のネジを入れてそれを歯の根っことして使う治療法です。
チタンは骨折したときにネジとして使用したり人工股関節などで使用される生体に優しい金属です。
現在主流のスクリュータイプのインプラントはすでに40年以上の歴史を持ち、非常に高い成功率を誇っています。
インプラントを骨の中に入れるのに外科処置を伴いますが、普通のインプラント手術は”歯を抜く”のと同等程度の痛みや腫れが出る程度です。
従来型の治療法 ブリッジの場合
歯がなくなった部分の両脇の歯を削って、かぶせ物で歯同士をつなげてしまう治療法です。
少数の歯を失った場合、健康保険が使えるので、一番多い治療法です。
利点
1.義歯より強い力で咬むことができること
2.義歯より違和感が少ないこと
3.義歯のように取り外す必要がないこと
欠点
1.健康な歯を沢山削ること
2.両脇の歯に余計な力がかかること
3.つながっているので掃除しにくいこと
4.時間が経つと、歯と金属をくっつけている接着剤がなくなってきて、金属と歯の間に隙間が空いて、歯が虫歯になってくること
この中で特に問題なのは、上記の絵からもわかるようにたった2本の歯でもともと4本分の歯にかかる力を受けている点です。
たとえば、もともと両手で持っていた荷物を片手で持つと重いのと同じことで、余計な力をかけられた歯は時間がたつと割れたり、グラグラする危険性が高まります。
従来型の治療法 義歯の場合
歯がなくなった部分の隣の歯に針金をひっかけて、プラスチックの歯をくくりつける治療法です。
多数の歯を失った場合、健康保険が使えるので、一番多い治療法です。
利点
①ブリッジのように健康な歯を削らないこと
②取り外しができるので、掃除しやすいこと
欠点
①咬む力が弱いこと(歯があるときの2割程度)
②大きいので、違和感が強いこと
③いちいち取り外すのが面倒なこと
④針金を引っ掛けた歯に余計な力がかかること
⑤針金は使っているうちに緩み、歯のプラスチックは磨耗して上下が噛まなくなってくること。
⑥歯茎がやせてくると合わなくなってしまうこと
この中で特に問題なのは、ブリッジの場合と同じで、余計な力を他の歯にかけてしまうことです。
歯を多数失った状態で、残り少なくなった歯に針金をひっかけると、ひっかけた歯がグラグラしてきて抜歯になってしまうことが多くあります。
インプラント治療の場合
歯がなくなった部分の骨に、チタン製のネジを入れてそれを歯の根っことして使う治療法です。
歯を失ったときに現在最良の治療法です。
利点
①周りの歯に余計な力をかけないので、残った歯の寿命を最大限に延ばせること
②インプラントは金属なので虫歯にならずに長持ちすること
③天然の歯と同じように強い力でかめて違和感が少ないこと
④隣の歯を削らないですむこと
⑤取り外しの面倒さがないこと
⑥掃除が容易であること
欠点
①健康保険が使えないので、費用が高額になること
②外科処置が必要になること


















